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『境界』とはHEADLINE

『筆界』と『所有権界』の違い

 ★“筆界”= 公法的に定められた線です。分筆登記や区画整理などでも決まります。
   
※ポイント:“筆界”は移動しません(現地の見た目の変化には左右されません)。
 ★“所有権界” = お隣りさんと所有する土地の範囲を決め直した線です。
   
※ポイント:決めるのは双方の自由ですが、登記をしなければ”筆界”にはなりません。
     
     (新たな筆界で囲まれた範囲を自分名義にするには、所有権移転登記も必要です)

まだピンとこない方の為に、簡単な例でお話しましょう。
・Aさんは自宅を取り囲むブロック塀の外面が境界だと10年以上前の購入時から信じています。
・一方、お隣りのBさんは「Aの前の所有者が勝手に侵害して塀を積んだんだ」と怒っています。
法務局で経緯や図面を調べてみると、なるほど境界は明らかにBさんの言う通りだったとしたら…

この場合、Bさんは“筆界(公法上認められている元々の線)”を主張しています。
そしてAさんはその後の“所有権界(現在の所有の範囲)”を主張していると言えます。
どうやらBさんの勝ちみたいです。
が、買って10年以上も知らずに住んでたAさんは気の毒ですよね。この場合はAさんが「時効だ」と言えば、時効によるAさんの取得が認められる可能性はあります。
でも仮に時効が成立してAさんの主張が認められても、やはり元の“筆界”が移動する訳ではありません。Aさんは時効取得部分をBさんの土地から分筆して、所有権の移転登記をすることが必要なのです。
(実際はもっと複雑な事情・条件などが絡む様々なケースがあります) 

筆界特定とADR